学生から行政書士開業

開業20年の行政書士です。合格した時点での職業や社会での立場によって、行政書士開業の仕方は違います。このホームページでは、学生、主婦、社会人別の行政書士開業のコツをお伝えします。

まず、学生です。学生時代に行政書士の試験に合格した場合、どのような計画で行政書士開業を実現すればよいでしょうか。

最初は、就職です。

行政書士開業を目指すのにいきなり就職というのは、人をバカにしていると思われるかもしれません。しかし、よく考えて下さい。行政書士は6,000種類ともいわれる膨大な範囲にわたる行政関連の書類作成をビジネスとして扱えるほか、これらに関係するコンサルティングもできるのです。ひとりの人間がすべてに関して他の行政書士の誰にも負けない技術で仕事をこなせるわけがありません。ですから、行政書士の資格保有者は、自分の専門分野を持ったうえで行政書士開業を行うのが普通です。

しかし、学生ですぐに専門分野を持つことは非常に難しいでしょう。ですから、専門分野を見つけ、行政書士開業にこぎつけるまでの間、就職してスキルを磨くのです。

ただ、学生で行政書士資格を持っているからといって、就職に有利になる会社はほとんどありません。行政書士資格を採用の条件にしている会社も少ないのが現実です。

でも、道はあります。弁護士事務所、司法書士事務所、会計事務所です。行政関連の書類作成の代行ビジネスができるのは、本来、行政書士だけですから、これら法律関連の事務所は求人を出すのです。

これらの事務所に就職して、事務所のクライアントの相談を聴きながら、自分の専門分野を確立してくことは十分に可能です。また、行政書士といて実務を覚え、事務所で信頼を得て行くと、やがては勤め先の事務所と共同事務所を作るというかたちでの行政書士開業がかなう可能性も十分にあります。

また、司法書士や弁護士、公認会計士の資格を追加取得するという道を選ぶこともあり得るでしょう。